むち打ち後2年間、全身に痛みが…
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年齢 26歳
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年齢別 20代
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性別 男
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症例報告 |
この患者さんは2年前に交通事故でむち打ちを患いました。それ以後、整形外科で牽引・電気治療を受けるも良くならず、鍼灸、整体、接骨院、カイロなどをいろいろ試すも、症状は悪くなる一方。そんななかで当院のホームページにアクセスして、以下のような自分の病状報告を寄せました。
<身体的症状> 起立性頭痛、頭重感、肩凝り、背部痛、腰痛、頚部痛など。 <脳神経症状> めまい、耳鳴り、難聴、眼精疲労、視力調節障害、視野・視覚異常、顔面違和感、顎関節症、動悸、息切れ、四肢冷感、食欲不振、悪心、胃重感、腹痛、便秘、不眠、味覚障害、嗅覚障害、発生障害、嚥下障害など。 <精神的症状>思考能力低下、集中力低下、やる気の低下、記憶力の低下、うつ症状など
来院したときに問診をすると、さらにわらにもすがるつもりで行った医院では「外傷性低髄液圧症候群」と診断されて腰部に3回注射を受けたものの改善せず、途方にくれていたとのことでした。 1回目の脊椎の治療を行うと、その晩久しぶりに熟睡。上部胸椎に強い損傷が認められます。治療を重ねるうちに症状も次第に改善。6回目に上部胸椎に感情のしこりが関与していることが認められため、本人の了解のうえで、感情を解放する治療を行いました。出てきた感情は怒り、心配、無能、狼狽、不満、劣等感などです。これらの感情的しこりを解放すると、「なにかが抜けた」感じがして身体が非常に楽になる。その後、いくつかのアレルギー反応が認められたため、これらの項目を除去する治療を行いました。治療13回目に心拍変動を利用した装置(HRV)で自律神経系の状態を見ると、ほぼ最適状態であることが示されました。原因を探り、的確に治療をすれば、このように短期で結果を出すことができます。
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記入日時 2003/06/02/
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